• "生活環境部"(/)
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  1. 三鷹市議会 2020-11-11
    2020-11-11 令和2年 まちづくり環境委員会  本文


    取得元: 三鷹市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    この発言中に検索したキーワードが 0 箇所含まれています。 ↓ 最初の箇所へジャンプ 1                   午前9時28分 開議 ◯委員長大城美幸さん)  おはようございます。ただいまから、まちづくり環境委員会を開きます。  初めに、休憩を取って本日の流れを確認いたしたいと思います。  休憩します。                   午前9時28分 休憩 2                   午前9時29分 再開 ◯委員長大城美幸さん)  委員会を再開いたします。  本日の流れにつきましては、1、行政報告、2、三多摩上下水及び道路建設促進協議会令和3年度運動方針三鷹要望事項について、3、次回委員会の日程について、4、その他ということで進めてまいりたいと思いますが、よろしいでしょうか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは、そのように確認いたします。  市側が入室するまで休憩いたします。                   午前9時30分 休憩 3                   午前9時32分 再開 ◯委員長大城美幸さん)  委員会を再開いたします。  生活環境部報告、本件を議題といたします。  それでは、本件に対する市側説明を求めます。 4 ◯生活環境部長岩崎好高君)  おはようございます。生活環境部行政報告といたしまして、2点、御報告をさせていただきます。1点目、粗大ごみ処理制度変更検討について(概要)、2点目、し尿投入施設建設についてでございます。
     担当より御説明をさせていただきます。 5 ◯ごみ対策課長(仲 雅広君)  それでは、2点について御説明させていただきます。  まず、資料1の粗大ごみ処理制度変更検討について、御説明させていただきます。粗大ごみ処理制度として、現在、品目別ポイント合算制を採用しておりますが、こちらの制度品目別料金制への変更を今検討しております。今回、その概要について御説明させていただきます。  まず、目的ということですが、粗大ごみ処理制度品目別ポイント合算制から品目別料金制に変更することで、市民粗大ごみ排出利便性の向上を図ります。見直しの背景としまして、多摩地域の自治体において、現行品目別ポイント合算制を導入しているのは、三鷹市を含む4市のみ、残り22市は品目別料金制を導入しています。  現行品目別ポイント制の主な課題としましては、少量のポイントでも最低料金が1,000円かかる。例えば、1ポイントでも1,000円というふうに設定されております。ほかに、現行制度では、複数の品物を出した場合には、処理券を貼る品目以外の品物に収集日受付番号のメモを貼るというような手間がかかるということがあります。  それからポイントを使い切るために、粗大ごみを家の中にため置いて、自身の生活環境へ悪影響を及ぼすという課題があります。1ポイントから10ポイントまでが1,000円であるために、1ポイントで捨てずに、1,000円分、10ポイントまでためて捨てるという方が多いことになっております。  3番目の制度変更概要(案)ですが、現在検討を進めている制度変更は、品目ごとポイント設定品目ごと料金設定にすることです。現行制度は、1ポイントから10ポイントまでを1,000円、10ポイントを超えるごとに5ポイント、500円を加算する制度で、1,000円券と1,500円券を申込み品目に貼付するという方法になっております。  新たに検討を進めている制度は、品目ごと料金を設定します。例えば、椅子1個幾ら、布団1枚幾らというように、品目ごと料金を明確に設定し、処理券を申し込んだ品目に貼るという形を検討しております。  この新制度による効果になりますが、1品から気軽に排出が可能となります。排出利便性が向上し、粗大ごみをためることなく、生活環境の向上を図れます。品目ごとの手数料が明確になりますので、ポイントと違って分かりやすくなると考えております。そして、申込みを行った粗大ごみ処理券を貼るために、収集時に申込みを行った品目の確認が簡単になるために、収集効率も上がり、予約申込みの期間の短縮も図れると考えております。  裏面を御覧ください。今検討している制度は、令和3年10月からの開始を予定しております。次に、この制度検討するに当たりまして、三鷹ごみ減量等推進員代表者19名の方にアンケート調査を行ったことによる御意見を御紹介したいと思います。  まず初めに、現行品目別ポイント合算制に関する選択式調査の結果ですが、例えば最低でも1,000円も料金がかかるので、1品だけで申し込むのは損をした気分になるという質問に対して、「はい」の方が74%、「いいえ」が10%、「どちらとも言えない」が16%。あと、一番下になりますが、ポイントを使い切ろうとついつい粗大ごみをためてしまうという質問に対して、「はい」が95%、「いいえ」が5%、「どちらとも言えない」がゼロ%ということになっています、その他、記載のとおりになります。  また、そのほか、選択式調査以外に記載式で31件の御意見を頂いておりますので、幾つか御紹介させていただきます。現行品目別ポイント制度についてですが、ポイント制だと、まだ使う品物まで出してしまう、ごみ減量につながらない。それから、ポイントを合算するために、家の中を探して処分することで家の中が片づく。1品でも1,000円かかるので、出すのをためらってしまうというような御意見がありました。新しい品目別料金制についての意見ですが、品目ごと料金設定がされるので分かりやすくなる。少量で出せるので、メリットだと思う、ごみ減量にも期待ができるというような御意見をいただいております。  以上が、粗大ごみについての説明になります。  続きまして、資料2、し尿投入施設建設についての御説明をさせていただきます。3ページ目になります。現在、多摩川衛生組合処理を依頼しているし尿処理施設を自区内で安定的に処理を実施するために、今年度、し尿投入施設の整備に向けて、周辺環境に配慮した基本設計実施設計を進めているところです。  施設概要を御説明したいと思います。3ページ目の図1の配置図を御覧ください。この建設する場所は、今の第二体育館跡地を予定しています。図面の上のほうが、市民センター、さんさん館等がある方向になります。下、南側はふじみ衛生組合になります。それから、図面の中のこの緑の丸いものは緑化を示しておりまして、樹木の種類が少しちょっと小さくて見にくいのですが、例えばシと書いてあるのはシラカシ、スがスダジイ、キがキンモクセイということで、樹木の種類が記載されております。  施設の構造についてですが、鉄骨造平屋建て延床面積は約100平米、受水槽の容量は40立方メートル、搬入量は1回約2キロリットルとなっています。  では、裏面を御覧ください。4ページ目です。し尿投入施設平面図になります。右側にし尿投入室、その左側に脱臭装置を設置し、ちょっと上側にありますが、防災備蓄倉庫設備室を準備しております。右下には受水槽を設置します。  し尿投入施設建設に当たっては、災害対策の機能もさせて設計をしております。それから、右上にあります青い丸については、マンホールトイレ2基を設置しております。青のちょっと大きいところは、車椅子対応ができるような形を取るという設計になっております。そのほか、マンホールトイレ用のテントなど、災害用品を置くスペースとして、先ほどの防災備蓄倉庫を用意する形に設計しております。また、受水槽につきましては、緊急時に生活用排水として使用できるように設計もしております。  し尿投入施設処理流れを簡単に御説明しますと、図面の上のほうの斜線のようなところからシャッターが開きまして、バキュームカーが入ってきます。し尿投入施設に車が入りますと、さらにシャッターが閉まりまして、投入口にホースでし尿を投入します。それと同時に、受水槽のほうから水が流れて、希釈して下水のほうに流れていくという、大きな水洗トイレというようなイメージになりますが、そういう流れ処理を行います。  今後のスケジュールになりますが、今年度、基本設計実施設計を行い、令和3年度に建設工事、試運転を行った後、令和4年度からの稼働開始を目指しています。  説明は以上になります。 6 ◯委員長大城美幸さん)  市側説明は終わりました。  では、これより質疑に入ります。質疑のある方。 7 ◯委員小幡和仁君)  おはようございます。それでは、よろしくお願いいたします。  じゃあ、最初に粗大ごみのほうなんですけども、粗大ごみ、この新しい品目別にするということで、利便性は増すのかなというふうには、お話を聞いていて思いました。あとは、料金のところだと思うんですけれども、基本的に変わったことによって、全体的に料金の総計というか、ここはイコールにするように、今後体系を考えていくのか、もしくは、上げるとか、下げるとか、何かそこら辺のお考えがあれば、教えていただきたいと思います。 8 ◯ごみ対策課長(仲 雅広君)  料金については、実はまだ決定をしておりませんが、他市の状況とかを見ますと、同じように22市、皆さん、200円とか、300円とか、何種類とか、いろいろと金額を設けていますので、その辺を含めて検討はしておりますが、それほど上がらないような形で、市民の方の負担があまりかからないような料金設定を考えております。ただ、何せいろいろと収集体制とか、例えば申込み件数は多分増えると思うので、そうすると収集件数も増えますので、そうすると委託料なども上がってくるかなと思いますので、その辺の負担を考えて料金設定もしていきたいなと思っております。 9 ◯委員小幡和仁君)  ありがとうございます。料金設定、ちょっと非常に微妙な影響というか、そこら辺、どういう形にするかというのは非常に大きいところだと思うので、ちょっとそういった意味で、市民皆さんから、かえって使いにくくなったとか、割高感が出てきちゃったみたいなことがないように、慎重に検討していただきたいと思います。  6番の、このアンケートってされているんですけど、若干蛇足になりますが、この三鷹ごみ減量等推進員さんというのは、これ専門家さんですよね。専門家さんにアンケートを取るという中で、この質問事項が6つほどありますけれども、これは市の職員さんがお考えになった質問ということでよろしいですか。 10 ◯ごみ対策課長(仲 雅広君)  この質問については、職員のほうで考えました。ごみ減量等推進員の方は長年やられている方もいますが、一般的には市民の方とか、住民協議会の代表の方とか、長年やられている方は確かにごみのことをよく知っている方もいらっしゃいますが、初めての方もいらっしゃいますので、その辺については、一応市民感覚として御回答いただいているかなというふうに考えてはいるところです。 11 ◯委員小幡和仁君)  なるほど。ちょっと若干、この専門家に向けて具体的な御質問をされているところにちょっと違和感を持ったんですけれども、そういう初めてなられる方もいらっしゃるという中で、こうされたということは理解をいたしました。  ただ、ほかの部署にも同じようなことがあると思うんですけど、アンケートって結構恣意的にできるところがあって、この質問を見ていても、相当市の側で問題意識を持ってというか、誘導じゃないですけれども、そういった中で、品目別にしたいなというのがあって、ややこの質問を考えたというか、何かちょっとそういうふうにも思えるんですけれども。できれば、私なんかが思うのは、それなりに──推進員さんなので、日頃からいろいろ考えておられる方々に対してするということなので、むしろ具体的に誘導するような形の質問ではなくて、もっと自由に書いていただいて、そこからいろいろな意見を取るというほうがよかったのではないかなと思うんですけれども。  アンケートって、だから非常にするほうの意向によってやれるところがあるという問題意識は持つべきだと思うんですね。いかがですか。 12 ◯ごみ対策課長(仲 雅広君)  ごみ減量等推進員の方は確かに、逆に言えばごみのことをよく知っている方ということで、この粗大ごみのこととか、ごみの現状もよく知っている方ということを含めて、こういう質問にもなっているところもありますけれども。確かにアンケート調査というのは、聞く側の書き方によって、いろいろと誘導といいますか、そういうこともあり得ると思いますが。今、代表的な質問を載せておりますが、このほかにも一応、先ほどのように記述の意見もいただいていて、その中にはもちろん反対みたいな意見もありますので、その辺も含めて、今後検討していきたいと思います。 13 ◯委員小幡和仁君)  つまり、例えば1番上の、最低でも1,000円も料金がかかるので、1品だけで申し込むのは損した気分になる。これ、当たり前なんですよ。これで「はい」と出るのは基本的に当たり前というか、これが多勢を占めるのは当たり前だと思うんですね。そういった質問であるというふうに、やっぱり認識するところです。  ですので、できたら、このアンケート結果というのを出されて、委員会で、こういう事情で、確かに分かりましたというのは、ちょっと危険だと思うんですね。むしろ、どういったアンケートを出されたのかという資料も、ちょっとできましたら、今後つけていただけないかなというふうに思います。ああ、こういうアンケートを取ったのねと、非常に公平なアンケートの仕方ですねというのが分かると、よりありがたいなというふうに感じます。  どういったアンケートをされたのか、委員会のほうにお出しいただけませんでしょうか。 14 ◯委員長大城美幸さん)  委員の皆様にお諮りいたします。ただいま、小幡委員から市民アンケート資料について、委員会に提出を求められていますが、御了承いただけるでしょうか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  異議なしと認めます。では、後ほどで結構ですので、資料としてアンケートをお出しいただきたいと思います。  質疑を続けます。 15 ◯委員小幡和仁君)  ありがとうございます。  それでは、し尿投入施設建設につきまして、この配置図を見ると、想像した以上にし尿投入施設が小さくて、こんなものなんだなと正直思ったのと、それに比して、この緑化基準を満たすためということで、かなりの樹木を植えるという部署があるのだなと思うんですけれども。ちょっと、改めてお聞きするので、若干はばかるところもあるんですが、三鷹の場合は、基本的にこの雨水とし尿等が、1つの管で一緒に処理するというのがほとんどでございますよね、そういった理解でよろしいですよね。                  (「はい」と呼ぶ者あり)  となると、基本的にはこのし尿処理に関していうと、下水処理場に近いところに造ったほうが効率的ではないかなと思うんですけど、そういった考えは間違いですか。要は、大きな量ではないと思いますけれども、下水し尿を流すということは、昨今の気候変動とかということもあって、都市型の洪水というか、そういったこともあるという中でいうと、本来はし尿の管と雨水の管をできるだけ分ける方向にあるべきだと思うんですけれども、そこが整っていないという中では、ある程度そういったことも考えての対応を市として進めていくべきなのではないかと思うんですけれども、こういったし尿投入施設も、場合によってはそういったものに資するということで、下水処理場の同じ敷地の中とかに建てるとか、そういったことが、むしろ方向性としては、今後、市として進めていくべき方向性なのではないかなと、素人ながら感じるところもあるんですけれども、ここら辺の考え方はいかがなんでしょうか。 16 ◯生活環境部長岩崎好高君)  最初のし尿と雨水の関係で、分流式合流式、ございまして、確かに三鷹ではまだ合流式が残っている部分があるということは確認をしています。今後、どういう形で分流式を進めていくかというのは、ちょっと私どもの所管ではないので、細かいことはお話しさせていただけないですけど。  ただ、し尿についても、今回、家庭で出るものとか、そういうものではなくて、主に工事現場とか、一部、本当に、1戸なんですけれども、くみ取り式がある御家庭のものをこちらで流させていただくというような形になります。おっしゃられた下水処理場の中とか、あるいは近傍のところで、し尿投入施設を造るのが合理的ではないかという、まさしくそのとおりという認識を持ちまして、当初は、下水処理場東部水再生センターの中で投入施設が造れないかという検討もさせていただきました。  ところが、やはり御存じのように、あそこ、敷地がほとんど空いているところがなくて、その設備を設置することがかなり難しいというのが1つ。それから、下水処理の担当のほうからお話を伺ったところ、やはり一定程度、例えばここでし尿投入施設し尿と水を7倍とか、10倍とかで希釈して流すんですけども、一定程度、距離が少しはあったほうが、そこでちゃんと混ざっていくことができるというような話もいただきました。ですから、直接流すよりは幾らか、例えば100メートルでも、200メートルでも、距離があったほうがいいということで。  もう一つの候補として、旧環境センターのところについても検討はしたんですけども、今後、跡地利用についてはまだ何ら決定していないという部分もありますし、今暫定管理をしているところもございますので、そういった意味で、今の現状からして、し尿投入施設市民センター内で造ろうと。ただ、ここも、いろいろな、今後の再配置、どうするのかということが決まっていない部分も多々ありますので、一応地下に埋設物はなるべく置かないように。ですから、受水槽も外に出して造るというような配慮をさせていただいて、市民センター内に設置するというような判断をさせていただいたということが経緯でございます。 17 ◯委員小幡和仁君)  丁寧な御説明をいただきまして、ありがとうございます。そういった背景の中で、旧第二体育館の跡地に建てる予定だということなんですけど、これって、今後のスケジュールがありまして、令和2年度に基本・実施設計をする、来年度、建設工事をするということなんですけど、これは幾らで建てるとか、入札、どうするかという話は聞いていましたかね。 18 ◯生活環境部長岩崎好高君)  今現在、まだ基本設計実施設計を実施中ですので、それが一定程度終わらないと金額も出てこないというのと、来年度予算にそれが出た段階で予算を計上を議会にもお願いしたいというふうに思っておりますので、その際で一定程度、御審議も含めて明らかにさせていただければというふうに考えております。 19 ◯委員小幡和仁君)  最後に、これは、そうすると競争入札になるんですか。 20 ◯生活環境部長岩崎好高君)  そのようにしたいと、今では考えているところでございます。 21 ◯委員小幡和仁君)  ありがとうございます。以上で終わります。 22 ◯委員土屋けんいち君)  それでは、よろしくお願いします。粗大ごみなんですけども、この品目別料金制検討していただけるということは、本当によかったなと、今実感しているところです。この件につきましては、かなり以前から市民からの要望もあり、各市議会議員からも、質問要望等があったと記憶しているんですけれども。これまで、これに切り替えられなかった原因というか、その点について、先ほどの効果の点については、以前より、私どもも認識しているとおりの効果だと思います。  先ほど、委託料が増えるのではないかという御答弁がありましたけれども、やはり1品でも収集に行かなくてはならないという費用対効果というか、その費用の面がネックだという答弁もあったんですけども、最大のネック、ここまで切り替えられなかった原因について、お伺いをしておきたいと思います。  あと、し尿投入施設ですけども、受水槽40立米とありますけども、先ほどの御答弁で、希釈が7倍から10倍ということなので、計算すればある程度分かるんですけども、この1回の使用量、1日の水の使用量というのはどのくらいを想定して40立米を予定しているのか、その点についてお伺いしたいと思います。 23 ◯生活環境部長岩崎好高君)  おっしゃるように、市民の方、議会のほうからも、品目別料金制をというお声をいただいていました。それから、過去に1,000円のシールを、1,500円券を作るというような経緯もございまして、それも議会の皆様からも御要望いただいて実現した経過がございます。  やはり私どもの収集体制もそうなんですけれども、料金的なものも、やはり品目別にしてしまうと、今例えば10ポイントで1,000円というような形で、もし単純に割れば1ポイント100円というイメージが、多分、市民の皆様はあると思うんですけど、例えばこれ1品だけ集めるのに、1ポイントでも1,000円頂く──先ほども議論、ちょっとお話がありましたけれども、そういったところで、1,000円程度ないと、車が実は大きなダンプとパッカー車2台で、人が5人、6人乗って1か所に行きます。それで、荷物を1つ収集していく、その経費的なことを考えると、やはり100円では無理だろうと、多分、皆様も想像できると思います。  そういったところで、一定程度、逆に、その当時は集めていただいて、それで処理をしてもらうと、1,000円ぐらいのところで経費が一定程度、御負担なくできるというような考え方に立って、多分この制度はつくられているんだろうというふうに思っております。それが、やはり他市の状況を見ますと、なかなか1品100円では収集ができないだろうという試算が、市の歳出が何千万円もかかってしまうだろうと、今試算をしています。  そうすると、1品100円ではなくて、例えば200円とか、ほかの市では300円とかっていう金額を頂かないと、品目別にはなかなか移行ができないというところが、やっぱり一番大きなネックになっています。ですから、そこの料金のところで、一定程度集めて、それを処理するという、その料金の体系を整えて、今維持していると、大体幾らぐらいと。それを1ポイント100円にすると、市が何千万円負担しなければいけない、200円なら幾ら負担しなくちゃいけないというのを、今ちょっと試算をしているところでございます。  そういう意味で、そうはいっても、やはりずっと家の中にため置くことが、高齢者の方の、例えば足でつまずいてだとか、あるいは、その物自体が家の中にたくさん集まって、何となくごみ屋敷のようなことがあるというようなお話もいろいろ伺っていますので、このタイミングをもってポイント制から品目制に変えさせていただく。ただ、先ほども課長が申し上げたように、件数が増えるだろうということもありまして、今、西、東2台ずつ4台でやっているんですけど、それを多分、収集の体制を、1台車を増やして5台にしないと、収集できないだろうと。  その経費も試算をして、なるべく市民の皆様に負担がかからない範囲の中で、1品幾らというような設定をちょっと考えていきたいと、そういったもろもろの経過を踏まえて、やっとここに来て、そういう決断をさせていただいたと。ちょっと長いお話になって恐縮なんですけど、そういう経緯でございます。  し尿のお話です。こちらの表面にありますように、1回のし尿、2キロリットルというのが、水として大体2トン程度の処理のマックスの量になります。バキュームカーは2キロリットルまでしか、大体は収集できませんので、それを、もし1日2回程度やったとしたら4キロリットル。それに対して、水を10倍使いますから、そうすると、40トンというような、水をそのまま使って1日40トン。ただ、当然、使いながら水は給水できますので必ずしも、少しはその分、給水しながらという形で残っていきますけれども、1日2回使う場合は、最大で40トンは使うというようなイメージを持っています。 24 ◯委員土屋けんいち君)  分かりました。ありがとうございます。何年前でしたっけ、1,500円券を増やしたということで、多少は利便性が向上したんですけども。今後、これから検討していくと思うんですけども、この処理券の種類は、100円を1種類で、例えば300円だと3枚貼るとか、そういうのか、あとは何種類も処理券を作っていくのか。要するに、多分全部に貼っていく形になると思うんですけれども、その点はどのように考えているのか、お伺いしたいと思います。 25 ◯ごみ対策課長(仲 雅広君)  今考えているのは、最低料金のもの1種類のみというふうに考えております。他市でも5種類とか、6種類とか、作っている自治体があるんですが、市民の方が受け付けしたときに、何券を何枚、何券を何枚とか言われると、すごく分かりにくいかなと思います。購入する時に、確かに枚数を購入するので手間だとは思いますが、その辺の購入の仕方も変えていこうと思っていますので、分かりやすくするためにも、今、その1種類を、貼る手間もありますが、その品目ごとに貼っていただくというふうに考えております。 26 ◯委員土屋けんいち君)  分かりました。じゃあ、1種類ということで、300円だったら3枚貼るとか、そういう形になる。分かりました。支出が増える、委託料が増えるということなんですけども、要するに例えば1件で1品しか出さない家もあるかもしれないんですけども、それが多数あれば結構効率がよくなると思うので、収集日等の曜日の設定とかも検討されるんでしょうか。 27 ◯ごみ対策課長(仲 雅広君)  収集の曜日というところは、今検討はしておりません。やり方としては、現在と同じような形で、申込みをいただいたところを順番に収集していこうと考えています。 28 ◯委員土屋けんいち君)  ありがとうございます。1日に大量に回ったほうが効率がいいのかなと思って。例えば何曜日と何曜日限定とか、そういうふうにしたほうが効率がいいのかなと思ったんですけれども、その辺についても、もしできれば検討していただければと思います。  以上です。 29 ◯委員(半田伸明君)  まず、この料金ごとの設定というのはいつ決まるのか。なぜかというと、裏面を見ると、実施予定時期が3年10月からになっていますよね。まだ先ですよね。でも、これ予算化されるでしょう。ということは、予算審査の段階で、この品目別料金制がはっきりしていないと、これは話にならないですね。ところが、予算審査の時期というのは3月の常任委員会の後だから、その直前の常任委員会で個別料金の数字を出すのか、それとも2月に閉会中審査のときに委員会がありますよね。若干変動があるかもしれないけど、今のところはこういうたたき台なんですよということでいくのか、この辺りの手続を聞いておきたいと思います。 30 ◯生活環境部長岩崎好高君)  こちらを行うに当たっては、条例改正が必要になってまいります。今、イメージしているのは、12月議会でお出ししたいという希望がございます。そのときに、当然規則の中で品目別料金を案としてお示しができるんじゃないかなというようなイメージを持っています。予算は当然3月の議会で御審議いただいて、4月から10月までは周知期間も含めて、あるいは皆様に説明する期間も半年程度は設けたいというふうに考えておりまして、それで10月1日からの施行というようなイメージ、スケジュールをちょっとこちらでは今考えているところでございます。 31 ◯委員(半田伸明君)  12月に条例改正案が出るというのは、我々、内々に話を聞いていますけども。ただ、その場で、規則案で幾らですよと出てくるということは、もう決まっているんだよね。案A、案B、案C、委員さんにお諮りします、どれがいいですかではなくて、案はこうですよと、1本で出てくる。どうですか。 32 ◯生活環境部長岩崎好高君)  今は案A、案B、案Cで議論をしています。というのは、先ほど申し上げたように、1台増えたときに委託料が幾ら増えるのか。それから、収集件数の予測とか、あるいは、例えば100円だったら、今を例えばゼロとしたときに、100円になったときに、幾らぐらい市は持ち出し、プラスして出さなければいけないのか。例えば1ポイントを200円換算としたときに幾らなのか、1ポイント300円換算したときに幾らなのかという、今シミュレーションを一生懸命しています。  それによって、例えば2,000万円とか、4,000万円とかっていうのを、今ゼロだったのが4,000万円ぐらい市が出さなければいけないとなると、それは受益者負担の考え方からして正しいのかな、どうなのかなというような議論を、今一生懸命させていただいています。  なので、そこで市民の皆様へのこのコロナ禍の中で、があっと負担がたくさんにならないようなことも含めて、あと、収集運搬の状況の委託料の中で、委託事業者さんとの、どのぐらいまで件数を増やして、どのぐらいまで吸収できるのかとかって、そういう交渉もしつつ、市の負担すべき金額もはじいて、最終的に、例えば今まで1ポイント100円程度だったものを、1ポイント200円で収まるのか、250円なのか等というのも、いろいろ検討しているところでございます。 33 ◯委員(半田伸明君)  100%受益者負担が当たり前。布団を出そうとしている人のために、布団を出さない人の税金を使うのはおかしいでしょう。だから、もう随分前ですが、新人の頃にね、ごみはね──現実にはできないですよ、一種の例えとして、特別会計で入り払いを帳尻つけるのが筋じゃないかとやった記憶あります。  税金投入によって、もちろん福祉だとか、そういうのは話は全く別なんですが、ごみについては、一定程度受益者負担をむしろ強めるべきというのが、私の考えです。税金を──生ごみとか、そういうのは話は別ですが、粗大ごみ云々となったら、ちょっとそれは色合いが違うのではないか。  そこで、ちょっと気になるのは、ポイント合算制から料金制に変わった他の自治体の事例、ここ数年であるのかどうか。あるのであれば、変わった当時の当初予算で委託料が増額している場合、何割その自治体が増えているのかどうか、この辺りの調査をしたのか否かについて教えてください。 34 ◯ごみ対策課長(仲 雅広君)  現在、いろいろと22市の条例とか、その辺はちょっと調べたんですけども、この26市でいうと、近年で変わったところはありません。平成12年度とか、平成13年度とかに、皆さん品目別料金制に変わっていますので、その辺についての料金設定でどのぐらい増えたのかっていうのは、一応聞いたりはしたんですが、自治体の皆さんも当時のことは分からないとか、そういう回答で、なかなか情報を得られないところはあります。現状としてそういうところです。申し訳ありません。 35 ◯委員(半田伸明君)  当然、これ処理量は増えますよ。ああ、こんな安くなるんだったら出しましょうって、どんどん出されますよね。だから、4台、5台というので聞いて、なるほどと思ったんだけど。今、予算要求の時期でしょう。今、査定、始まっていますね。ですから、もう数字は決まっているんだろうと私は思いますが、それ以上は言いませんが、大事なことは、こうやって制度が変わることによって、委託料がどれだけ増えるだろうかという見積りに狂いがあってはならない。ここなんです。  だから、処理量がどれだけ増加するだろうというところも、きちんと合理的に参照しなければいけない。そこにある程度の恣意性があってはならない。ですから、その辺りで適切な予算要求につながっていくのかどうかが心配なんです。部長、どうでしょうかね。 36 ◯生活環境部長岩崎好高君)  おっしゃるように、委託料については精査を一生懸命しています。実は、コロナの影響で、現状もそうなんですけれども、皆様、テレワークとかで家にいらっしゃることが多くて、御家庭の中の粗大ごみとかを一生懸命整理しているんだろうと予測しているんですが、件数がとても増えています。臨時的に臨時職員を雇用して、市でも収集したりとかして、それでも当初は1か月以上待たせるような、このごみを出したいんだけど、1か月先じゃないと、粗大ごみ、回収できませんみたいな状況がずっと続いています。一生懸命やっているんですけど、今1か月切るかどうかぐらいのところです。  そういったところを含めて考えますと、粗大ごみの件数は、まして品目別にすると増えるだろうと。最初の半年間は現制度、残りますから、それを市民の皆様がお聞きになったときに、もし例えばですけれどもね、200円になったとしたら、1品、最低が200円、400円、600円とかっていう金額設定になりますでしょうから、そのときには、今10ポイントで1,000円で出せるんなら、今出しちゃおうというふうな、駆け込みが多分、最初の半年間は生まれるだろうと。  その後は、もしかすると、皆さん一定程度出していますから、10月以降については少し減るんじゃないかというようなイメージもある。ただ、取り残しというか、9月末まで申込みをしたとしても、その余の回収が11月、12月になってしまうかもしれませんので、収集はかなり大変なことになろうかというふうには思っています。  そういう意味でも、初年度は臨時職員を雇って、また市のほうで回収したりというような体制を取りたいというふうに、今は考えています。それで、一定程度、1年ぐらいたって落ち着くと、令和4年度以降については、通常の品目別の費用が大体どのぐらいになるかというのが明確に出るんだろうなというふうに認識をしています。  ですので、令和3年度については、市のほうでもかなり混乱をするでしょうし、市民の方もなるべく早めに粗大ごみを出したいというような行動に移られることを予想しています。 37 ◯委員(半田伸明君)  そうか、先、出しちゃうね、考えてみたらそうだよね。お考えを伺いました。それは、僕だったら確かに先に出しますね。1,000円の中に突っ込めるんだったら、突っ込んじゃえとなっちゃいますからね。となると、上半期の部分の収集費用、逆に増えますよね。そうなりますよね。  要は制度変更、これは公益がありますから、生活環境の悪化を防ぐというのは十分な公益なので、その点については重々理解をしておりますので、これについては異論はないんですが。ただ、収集費用が増えるだろう、4台か5台になるだろう。例えば今、上半期という話があったけども、例えば処理量も増えるだろうみたいなことを合理的に算出して、委託費用の増が幾らで済むのかというのが、ある程度数字、固まりますよね。それを利用料金に跳ね返らせなければならない。これを100%。  ですから、100円券っていう話がありましたけど、私にはそれは論外で、最低でも300円からだと思いますけど、300円、600円、900円となったら、やっぱりちょっと違和感があるから、間、200円なのかなっていう気もしますが、その辺りお任せしますが。委託費用の増を税で100%出すことは、これは絶対私は認められない。いかがですか。 38 ◯生活環境部長岩崎好高君)  おっしゃるとおり、その部分も含めて、価格設定については検討を進めていきたいというふうに考えております。 39 ◯委員(半田伸明君)  その点は、今主張しましたので、ひとつよろしく御検討いただければと思います。委託費用が増になった場合、ごみについても、何についてもそうですけど、基本、この手の話って、5年間、債務負担行為を設定するわけでしょう。金額が変更となった場合に、それが実際に金額が変更になりますよということを、追加で債務負担行為補正をするのかどうか、その辺りはちょっと技術論的に確認を取ってみなきゃ分からないんですが、そこで明らかに金額の増がちょっと著しい場合、じゃあ、何でって、当然そこの場でも議論になりますから、それは、例えば補正予算だったら、総務委員会になりますけど。  結果論としては、そういうことにならざるを得ないですよね。だけど、入りの部分できちんと見ていますということをきちんと説明できないと。何でもかんでも税金でやるのかという批判が来た場合に、答えようがないですね。ですから、増額する委託費用の中の何割を受益者負担でやります。私は100%だと思っているんだけど、何割を税で出します。それは、今現状の粗大ごみ処理の金額の受益者負担部分、税金支出部分との比率と例えば変わりませんとか、その論証が大事だと思います。  この辺りをきちっと理論武装していただきたい。いかがですか。 40 ◯生活環境部長岩崎好高君)  そこの今伺った御意見等も含めて、実際に条例改正等、また、御審議いただく際にはお示しできるような、そういったことを準備していきたいというふうに考えております。 41 ◯委員(半田伸明君)  し尿のほうに行きます。これは、私、過去何度も当初予算の賛成討論で厳しく言わせてもらっていたんだけど、ようやくここに来て実現になったということで。そもそも防災公園を造るときに、けりをつけなくて、後回しにして、立体駐車場を造るときも、これ、やらなきゃいけないのに後回しにして、目をつむっていた結果、多摩川衛生組合さんでしたっけ、委託費用がばんばん増えていって。  私、予算書は必ず例年、経年比較しますから、その数字の増を見つけて、何じゃあ、こりゃってやって、実態が分かって、目をつむっていて税金支出ってどういうことよということを、本会議場でも何度もやらせてもらいましたけど。それが、ようやくこういう形で決着がついたというのは、これはよかったと思います。  ちょっとかなり細かい話なんですが、1つは、今年度、令和2年度、基本設計実施設計という話になっていますね。これについては当初予算でありましたよね。これがいつ完了するのか。  もう一つは、令和3年度に建設工事、試運転とありますね。となると、当初予算に当然乗っかってきますね。それをどのぐらいで建設費用を見積もっているのか。もちろん、予算要求の時期ですから、それは答えづらいでしょうけど。要は、その辺りのスケジュール感といいますか、どうもこの辺だとぴんと来ないんですよ。  令和4年度に施設稼働というのは、これはそうですかって話なんですが、基本設計実施設計が終わらないと、金額って決まらないでしょう、予算要求はね。ところが、令和3年度に建設工事って書いてあるから、これを見る限りは当初予算に乗っかってこなきゃいけない。この辺のスケジュール感、どうなっているのかがよく分からない。ここを教えてください。 42 ◯生活環境部長岩崎好高君)  先ほどもちょっと御回答させていただいたとおり、今まさしく最終的な確認も含めて、実施設計基本設計とを行っています。当然、基本的にどういう形になるかというのは、今お示ししたように、それはほぼ決まっているんですが。実施する中で、細かいところ、例えば木の種類はありますけど、防犯上、ここのところの脇に街路灯もやっぱりつけなくちゃいけないとか、あるいは、東側にフェンスをどういうふうにつけるんだとか、いわゆる本体の工事以外のところの部分も含めて、設計を進めていただいています。
     ですから、本来的な、お示ししたようなし尿投入施設ができますというのは、ほぼ固まってはきているんですけど、周辺のところ、例えば一定程度、通路を東側から入ってくるのに、何メートルかの道路を造らないと、これはいけませんというような指導もありますから、そういったルートの確保だとか、それに伴う整備がどうするのかということが大体決まるのが、もう少しお時間がかかる。  当然、予算に反映しますので、12月ぐらいのところで、私どもは、少なくとも金額なり、図面なりが上がってくるように考えてはいます。ただ、それが出た段階で庁内で協議をして、最終的な予算金額が決まってくるというスケジュールになりますので、今の段階で幾らぐらいというのは明確に申し上げられないというのが正直なところでございます。  試運転についてでございますけれども、できれば令和4年の2月とか、3月ぐらいで試運転をしたいというふうに思っています。というのは、もし何か試運転で失敗と言ったら変ですけど、何かトラブルが大体つきものですから、それを解消して、何が何でも令和4年の4月1日からは、三鷹市で稼働しているという状態をつくらないと、多摩川衛生組合さんに御迷惑がかかりますので、そういったスケジュール感を持って、事業者にはしっかりと対応していただきたいというイメージを、今の段階では持っているところでございます。 43 ◯委員長大城美幸さん)  そのほか、質疑ございますか。 44 ◯委員(嶋崎英治君)  現在、保有している券がありますよね。その取扱いはどのようになさるのか。買い取るとか、そのまま引き続きとかってあると思うんですけど、それはどういう方向になるのかということと、この変更について、先ほどちょっと混乱するんじゃないかというようなこともあったので、今考えられているPR方法、それはどのような方法を取られるのか、お聞きします。 45 ◯ごみ対策課長(仲 雅広君)  1点目の、現在のポイント制処理券につきましては、現在検討しているものとしては、返金、または交換、あとは例えば一定期間、経過措置といいますか、1,000円券を使えるような方向性についてもちょっと検討しております。  それからPRについてですが、半年間ありますので、広報、ホームページはもちろんですが、例えば住民協議会7か所での説明会、日時、回数についてはまだ決まっておりませんが、そちらの説明会、あとは、パンフレットを作りまして、各戸に配布するということを検討しています。  以上です。 46 ◯委員(嶋崎英治君)  広報にも当然、特集号的なものも必要になってくるんだろうと思うんですけど、その中に現有の券の処理方法もしっかりと書く必要があるんじゃないかなと思います。  分かりました。7か所での説明会及びパンフレットを作成すると。  以上です。 47 ◯委員長大城美幸さん)  そのほか、質疑ございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり)  では、ないようですので、以上で生活環境部報告を終了いたします。御苦労様です。  休憩いたします。                   午前10時27分 休憩 48                   午前10時40分 再開 ◯委員長大城美幸さん)  委員会を再開いたします。  都市整備部報告、本件を議題といたします。  それでは、本件に対する市側説明を求めます。 49 ◯都市交通課長(久保田実君)  報告事項、井の頭公園駅周辺駐輪場の再配置について、御報告をいたします。  資料の1を御覧ください。1、再配置の考え方についてです。市では、駐輪場整備運営基本方針に基づき、体系に基づく料金の改定やそのフォローアップ調査、サイクルシェアの本格実施、三鷹駅周辺駐輪場の再配置及び新規駐輪場の開設に取り組んでまいりました。今後、井の頭公園駅周辺駐輪場について、利用状況や基本方針を踏まえ、再配置を検討してまいります。  2、駐輪場の概要及び利用状況についてです。現在、井の頭公園駅周辺には2つの駐輪場があり、どちらも底地は市が所有し、まちづくり三鷹での指定管理を行っております。井の頭第1駐輪場は、一時利用の駐輪場として、原付バイクを含め定数215台での運用を行っております。井の頭第2駐輪場は、定期利用の駐輪場として定数220台の運用を行っております。各駐輪場の利用率は資料でお示しをしたとおりでございます。第1駐輪場で、原付、自転車、合わせまして、おおむね35%、第2駐輪場でおおむね50%の利用率となっております。  3、再配置の検討内容についてです。必要台数の確保をしながら、令和3年度に第1駐輪場に統合していく方向検討を行ってまいります。一時、定期の再配置、自転車、原付バイクの再配置、利用者への周知等につきましては、今後、指定管理者とも協議を行い、詳細を決定してまいります。  4、井の頭第2駐輪場用地についてです。再配置により廃止を予定している第2駐輪場跡地につきましては、吉村昭書斎(仮称)を移設の予定となっております。  御報告は以上でございます。 50 ◯委員長大城美幸さん)  市側説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑のある方。 51 ◯委員(半田伸明君)  平成30年3月ですか、駐輪場整備の運営基本方針を定めましたね。今、それは手元にあるんですが、この部分についてなんですが、確かに収支は悪化していましたよね。過去の資料をちょっと全部ひもといたんですが、片方につき400万円台の赤字がずっと続いていて、赤字で放ったらかすぐらいだったら、公立の文化施設の移設というのは、なるほど、それは合理的だなと、僕はこれは支持したいんですが。  ただ、ちょっと確認をしたいんですが、第2駐輪場を廃止して、第1駐輪場だけになるわけですよね。第1が、これ、今一時利用ですよね。第2が定期ですよね。定期を廃止して、一時利用のみってするのか、それとも一時利用の一部を定期にするのか。この辺り、どうでしょうか。 52 ◯都市交通課長(久保田実君)  今、検討していますのは、機能としての必要台数については十分確保いたしますので、第1駐輪場のほうに一時と定期利用の機能を持たせる、統合という形で考えているところでございます。 53 ◯委員(半田伸明君)  あと、それでも、この数字を見る限りは間に合いますね。大丈夫なのかな。だから、赤字削減策としては、なるほどということで理解をいたしました。  あと、今後についてなんですが、まず、廃止するわけですから、これ条例改正しなければいけないですよね。ですので、その条例改正の話と、あと我々まだ正式には12月議会の議案を見ていないので何とも言いようがないんですが、例年ですと、指定管理者の再指定って大体12月でしょう。今回は、その再指定の案件がここ、バッティングをするのかどうかね。  つまり、廃止条例案と指定管理者の再指定で、まち鷹にお願いしている部分が一部削減というのが同時に出てくるのか、この辺りも事務手続を教えてください。 54 ◯都市交通課長(久保田実君)  再配置の時期についてなんですが、今のところ、令和3年度、いわゆる来年度中に再配置を行いたいというふうに考えております。ですので、今年度の12月の議案では指定管理、いわゆる来年4月1日の時点での指定管理という形で議案提出を予定しておりますが、条例の一部変更につきましては、来年度中に議会のほうに御提出をして、お諮りをしたいというふうに考えております。 55 ◯委員(半田伸明君)  ちょっと待って、そうなると今回の12月の再指定は、これ乗っかるということ。ちょっと、そこ確認。つまり、12月の再指定で同じように乗っかって、4月1日というのは分かりましたけど、来年度4月1日に廃止条例を出すから、だから3月になるのか。3月に廃止の部分が一部の条例改正、出てきて、同じように指定管理者の再指定の中身が一部変更になるというのも、それも3月に別途議案になるのかどうか、ここをお願いします。 56 ◯都市交通課長(久保田実君)  議案のほうの提出のスケジュールなんですが、まだ正式には決定しておりません。ただ、第2駐輪場が現に稼働して、利用者がいらっしゃる駐輪場ですので、やはり一定の周知期間だったりとか、利用者の方にお知らせした後の御意見を聞きながら、やっぱりその管理方法等を検討していかなければいけないというふうに考えております。  今、既に管理方法が全て決まっているわけではなく、これから指定管理者とも併せて検討していきますので、その中でしっかりと御意見、また周知を図りながら、令和3年度中の適切な時期に統合、廃止を行いたい。その前に、もちろん、条例の一部改正について議会のほうにもお諮りをしたいというふうに考えているところでございます。 57 ◯委員(半田伸明君)  分かりました。潰すほうは定期利用になっていますので、お客様の顔、当然分かるわけですよね、属性も分かりますよね。ですから、利害関係者に対してきちんと周知をするというのは当然のことですので、郵送になるんでしょうかね。その辺りはお任せしますけども、漏れのないようにお願いしたいということ。  あと、吉村 昭について、どうなんだとやりたいですけど、ここまち環だからね、文教じゃないから質問できないので、残念ですけど、そこは抑えておきます。  終わります。 58 ◯委員(粕谷 稔君)  すみません、1点だけちょっとお伺いをしたいんですが、今もありました、この井の頭公園の利用者なんですが、井の頭エリアという部分では高齢化も進んでいるという状況もあるかと思うんですが、定期利用というか、要は契約しているところの推移がやっぱりどんどん下がってきているという実態があると思うんですが、地域的に見ても、何か大きな開発があるとかということではないと思いますので、1つ、契約がここまで下がってきている部分をどのように捉えていらっしゃって、市として、今後の見込みという部分をどのように分析をされて、今回このような統合に至ったのかというところ。井の頭公園駅の利用者数という部分も、経緯で、もし、何か分かる、特記するようなことがあれば、ちょっと教えていただきたいんですが。 59 ◯都市整備部長(小出雅則君)  井の頭公園駅周辺の駐輪場の在り方につきましては、平成30年3月に策定した駐輪場の運営方針の中でも、今後10年間で420台の駐輪場を200台にしていこうという方針を示して、これまで取り組んできました。これは、長期的に見ても、恐らく今の駐輪場、どちらかあれば十分賄えるだろうということを、その当時からシミュレーションして、方針を立てて、皆さんにもお声を聞いて、パブリックコメント等も、市民意見も聞きながらこれまで取り組んできたところでございまして。  その後、方針を策定してからも、今の状況を勘案しても、急遽、まちづくりが進展して、再開発等でそんなに増えるような状況でもございませんので、落ち着いた今のまち並み、住宅地ですから、適正規模の駐輪場に変更していこうということで、今回、吉村 昭さんの書斎を移築するという方向で、庁内での使い方というのは議論して、また、その報告は文教委員会のほうでもさせていただきますけれども。  我々、駐輪場としては、これは方針をつくったときから、こういう形で整理していこうというふうに考えていたものでございますので、御理解いただければと思います。 60 ◯委員(粕谷 稔君)  分かりました。計画のほうとか、地域の方々の声を聞いてということは重々認識はしてはいるんですけれども、やっぱりエリア的に言えば吉祥寺も近いですし、そうは言っても物件数がそれほどないのかなという気はするんですけど。やっぱり比較的若い方も含めて、住みたいエリアなのかなという気もしないでもなくて、現実はそういう大きな住宅というか、一軒家が多いエリアでもございますので、分かりました。  そうですね、またしっかりとこの周知の部分、手続的な部分がこれから重要になってくるかと思いますので、しっかりと、その近隣、また利用者にとって御理解いただけるような取組を進めていっていただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 61 ◯委員土屋けんいち君)  すみません、1点だけちょっと気になったんですけども、第1駐輪場へ統合するということなんですけども、これ、台数からすると、第1駐輪場、第2駐輪場と同じような面積なんでしょうか。第1駐輪場じゃなくて、第2駐輪場に統合すれば、定期利用の契約者はそのままで、残りの半分なら半分を一時利用にすれば、手続上、簡素なのかなと思ったんですけども。この第1駐輪場に統合して、第2駐輪場を空けるということは、文教管轄のこの件ありきでそうなったんでしょうか。 62 ◯都市交通課長(久保田実君)  すみません、資料のほうにはそれぞれの駐輪場の敷地面積を載せていなかったというところもあるんですが、第1駐輪場のほうが駐輪台数は少ないですが、敷地としては広い敷地になっております。私どもの考えといたしましては、第2駐輪場と比較して、余裕を持った駐輪台数を確保できる第1のほうに集約をしていきたいというところから、今回、第1駐輪場のほうへの集約という形で考えているところでございます。 63 ◯委員土屋けんいち君)  ありがとうございます。面積が広いということの理由でそうなったということで、結果的に定期利用の人は移動しなくちゃならないことになるんですけども、吉村昭書斎ありきじゃないというのが分かったので、以上で終わります。 64 ◯委員長大城美幸さん)  そのほか、質疑ございますか。 65 ◯委員小幡和仁君)  よろしくお願いいたします。ざっくりでいいんですけれども、今リモートでワークということで、かなり定期利用のほうがますます減っているんじゃないかなというふうに思うんですけれども、令和2年度のところがこの表の中に入ってないんですけれども、昨今の状況として、やっぱり一時利用のほうはともかくとして、定期利用のほうはかなり減っているんですかね。いかがでしょう。 66 ◯都市交通課長(久保田実君)  すみません、今、細かい数値を手元に持ってきていないんですが、全体的な傾向といたしましては、今、定期利用につきましても対前年度比で下がっております。それは井の頭公園駅だけではなく、三鷹市内の駐輪場が対前年比でやっぱり下がっているなというのは感じているというか、指定管理者からの月報のところで読み解いているところでございます。 67 ◯委員小幡和仁君)  そうしますと、先ほど半田委員のほうからお話があった、もう既にかなり赤字、500万円ほどっていう話もありましたけども、そういう状況の中で、定期利用のほうも減ってきているという状況の中で、一つにするというのは、そういう方向にあるというのは理解できるところっていいますか、むしろ積極的に進めるべきだろうというふうに思います。  2018年3月の駐輪場整備運営基本方針でも、既にそういう方向性が示されていたと思いますし、具体的な台数も、これだけに減らすということで出ていたと思うんですけれども。若干、1年半、時間がかかっているというところがあって、さらに言えば、三鷹台の駐輪場のほうも台数を同じくらい減らすというようなことがこの基本方針の中でうたわれていると思うんですけれども、今回そちらのほうは出てきていないんですが、そこら辺の全体の進捗状況を含めて、今いろいろ検討されているという状況なんでしょうか。 68 ◯都市交通課長(久保田実君)  三鷹台駅周辺のところについての計画といいましょうか、今後のスケジュールということでの御質問をいただきました。三鷹台駅周辺につきましては、今、駅前の交通広場のほうの整備を市のほうで予定しております。さらに、コミュニティバスの社会実験も三鷹台駅のルートで行う予定という形になっております。その中で、そういったまちづくりが今、三鷹台駅の中では進捗をしておりますので、その中のまちづくりとも連携しながら、三鷹台駅の駐輪場の再配置を検討していくというふうに、今は考えているところでございます。 69 ◯委員小幡和仁君)  いずれにしても、今検討を進めているという理解でよろしゅうございますね。ありがとうございます。  この第1駐輪場も、第2駐輪場も市の所有だと思うんですけれども、それは間違いないですよね。 70 ◯都市交通課長(久保田実君)  井の頭第1駐輪場、第2駐輪場、どちらも底地については市が所有しているものでございます。 71 ◯委員小幡和仁君)  最後に、今後これ、もう少し利用率を高めるということで、1つになったはいいけれども、また利用率がどんどん下がっていくというのは困ると思うんですけれども、そこら辺何か、これを機会に、1つにするということの中で、具体的な、より利用数を高めていくということを、何か併せて考えられておられますか。 72 ◯都市整備部長(小出雅則君)  駐輪場の関係については、利用料金との兼ね合いや何かも密接に関連してくると思います。私どものほうで、井の頭駐輪場のほうは、利用料金は今回の見直しの中でも改定してございません。今後、利用状況を見ながら、どういう形で変化が起きてくるのか、よく確認して、適切に運用していきたいと思っていますので。まず、1つに集約すれば、利用率は間違いなく当然上がってきますので、そこを集約した上で、状況をよく確認して対応していきたいというふうに考えていますので、よろしくお願いいたします。 73 ◯委員小幡和仁君)  ぜひそういうことでお願いしたいと思います。1つにまとめるということは、企業でいえば撤退ですからね。事業の縮小みたいなもので、どちらかといえば一番、最悪のケース。本来的には、やっぱり何でこういうことになっているんだろうというところをしっかりと考えて、市民皆さんにより活用していただく駐輪場にする必要があると思いますので、そういった観点は失わず、取りあえず1つにすればいいやということではないと思いますけれども、そこらも含めて引き続きよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 74 ◯委員長大城美幸さん)  そのほか、質疑ございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり)  では、以上で都市整備部報告を終了いたします。  休憩いたします。                   午前11時01分 休憩 75                   午前11時09分 再開 ◯委員長大城美幸さん)  委員会を再開いたします。  三多摩上下水及び道路建設促進協議会令和3年度運動方針三鷹要望事項について、本件を議題といたします。  休憩します。                   午前11時09分 休憩 76                   午前11時13分 再開 ◯委員長大城美幸さん)  委員会を再開いたします。  三多摩上下水及び道路建設促進協議会令和3年度運動方針三鷹要望事項について、休憩中に御確認いただきましたが、お手元に配付のとおりとすることに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  それでは、そのように確認いたします。  続きまして、次回委員会の日程について、本件を議題といたします。  次回委員会の日程については、次回定例会の会期中とし、その間必要があれば正副委員長に御一任いただくことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  その他、何かございますか。                  (「なし」と呼ぶ者あり)  それでは、特にないようですので、本日はこれをもって散会いたします。                   午前11時14分 散会 Copyright 2001 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